統計データリニューアルのお知らせ(2020年4月)

統計LODでは、定義の追加、変更を行いました。

統計LODの定義の追加・変更

データセットの定義の追加
DCATの仕様に基づき、データセットの定義に「集計対象の地域」「集計期間の範囲」の定義を追加しました。
 
データセットメタデータのプロパティの変更
データセットのメタデータのプロパティについて、DCATの仕様に基づき、更新頻度のプロパティを独自語彙から標準語彙に変更しました。
変更前:http://data.e-stat.go.jp/lod/ontology/dataset/property/hasFreq
変更後:http://purl.org/dc/terms/accrualPeriodicity
 
カタログの定義の追加
DCATの仕様に基づき、データセットメタデータとして、カタログの定義を追加しました。
 
行政区分のクラスの追加
データセットに「集計対象の地域」を定義するため、行政区分のクラスに「全国」「都道府県庁所在市」を追加しました。
全国:http://data.e-stat.go.jp/lod/terms/sacs#AllArea
都道府県庁所在市:http://data.e-stat.go.jp/lod/terms/sacs#PrefecturalCapital
 
時間種別の定義の追加
データセットに「集計期間の範囲」を定義するため、範囲の種別を表す「時間種別」のクラスを追加しました。
例)年:http://data.e-stat.go.jp/lod/terms/time#Year
 
廃置分合に関するクラスの見直し
地域の廃置分合事由の定義のタイプとして「廃置分合事由」クラスを追加し、併せて既存のクラス「変更事由」を「廃置分合」クラスに変更しました。
  • 「廃置分合事由」クラスを追加
    廃置分合事由:http://data.e-stat.go.jp/lod/terms/sacs#ReasonForCodeChange
  • 「変更事由」クラスを「廃置分合」クラスに修正(ラベル等を修正)
    廃置分合:http://data.e-stat.go.jp/lod/terms/sacs#CodeChangeEvent
 
更新頻度のURIの変更
SDMXの推奨方法に従ってURI、identifierを変更しました。
  • 「五年毎」
    変更前:http://data.e-stat.go.jp/lod/ontology/table/code/freq-E5Y
    変更後:http://data.e-stat.go.jp/lod/ontology/table/code/freq-A5
  • 「年度」
    変更前:http://data.e-stat.go.jp/lod/ontology/table/code/freq-EFY
    変更後:http://data.e-stat.go.jp/lod/ontology/table/code/freq-AF

なお、変更したURIについては、変更前URIから変更後URIに対して、「dcterms:isReplacedBy」を定義しています。
Turtleファイルは定義ファイルダウンロードのページからダウンロードできます。